ご挨拶
NPO法人デフテニスジャパン
代表 内藤 公広
1976年生まれ
静岡県掛川市出身
高校からテニスを始める。
高校3年で県ベスト8東海ベスト16でインターハイ・全日本ジュニアには出場できず。
英語赤点スレスレにも関わらずアメリカへテニス留学。
アメリカ北西部13位
帰国後東京に拠点を置く最高日本ランキング48位。
ジュニア育成を始める。
全国小学生・全国中学生・インターハイ・全日本ジュニア
選手を輩出する。
聴覚障害者テニス選手と出会う
日本代表コーチに就任
国別対抗戦男子3位・アジア大会ミックスダブルス優勝・デフリンピック帯同(選手の自己負担120万円調達)
NPO法人デフテニスジャパン設立
ただのテニスコーチが静岡のテニスイベントで、聴覚に障害を持ったテニス選手と会いました。イベントを終え選手が僕に「今、聴覚障害者テニスの日本代表コーチを探している。コーチになってくれないか?」と伝えて来たのがこのストーリーの始まりでしてた。
初めての強化合宿では、手話通訳さんが付いてくださり、自分→通訳士→選手と言う流れでコミュニケーションを取っていましたが、その手話を実際に目にしたのが、この合宿で初めてでした。
自分の生活の中には無い空間がそこにはあり、驚くと同時に「何故今まで知らなかたのだろう?」と言う疑問が湧きました。
初めての国際大会では通訳士は付かず、選手と筆談や不慣れな手話でコミュニケーションし、団体戦で男子は3位に入ると言う快挙を成し遂げました。
それと同時に、世界の選手のレベルの高さ、そのレベルの高さの理由は子供の頃から健聴者(聴覚に問題の無い一般の人)の中で、しっかりトレーニングを積んで来ているバックボーンと、デフ(聴覚に問題のある人の英語DEAF)テニス選手に対する各国の扱い・社会的地位が構築されている事に驚き、そして日本の障害者アスリートに対する扱い・社会的地位の低さを理解した瞬間でした。
我々の活動はほんの小さな一石ですが、皆様と共に大きな流れにしていけたらどんなに素晴らしいことか!と思っています。ぜひ一緒にデフテニスを盛り上げて、分け隔てのない社会をスポーツから作って行きませんか?